[本文0857]十七年、国殿の宝座を改めて正中に設く。〔鄭〕
[本文0858]東西の阿佐那、昼夜鐘を撞き、且夜半の鐘を撞くを禁ず。〔鄭〕
[本文0859]七月、王、宗廟に幸し以て初七日三个寺に幸するを裁つことに改定す。〔鄭〕
[本文0860]七月初七日、当官、国王の衣冠を涼することに改定す。〔鄭〕
[本文0861]群臣の、朔望・佳節に皆朝冠を帯び色衣を著して見朝するを諭定す。〔鄭〕
[本文0862]大世開閉の礼を裁去す。〔鄭〕
[本文0863]元旦・冬至前一日の朝晨、天界寺に演礼することに改定す。〔鄭〕
[本文0864]総横目を裁去して寺社奉行其の事を兼理す。〔鄭〕
[本文0865]始めて下庫理当官三員・里之子三員・花当三人を裁つ。〔鄭〕
[本文0866]始めて勢頭並びに筑登之三員を裁つ。〔鄭〕
[本文0867]始めて山留の禁を裁つ。〔鄭〕
[本文0868]首里の翁欽忠等、庇謝橋を改修す。〔鄭〕
[本文0869]始めて国書院の小赤頭六員を裁つ。〔鄭〕
[本文0870]始めて御系図座等五座の各官、職を受くるとき皆亦拝謝することを定む。〔蔡〕
[本文0871]聖誕のとき、位を士巨に賜ふに員数を限らず。〔蔡〕
[本文0872]始めて大与座を城内に置く。〔蔡〕
[本文0873]画童段元良を禁中に収養す。〔蔡〕
[本文0874]久米村の西門・大門の正月の結彩を撤去す。〔蔡〕
[本文0875]牛を宰し、猪を屠り、赤飯の宴を設けて以て葬礼を行ふことを厳禁す。〔蔡〕
[本文0876]改めて小口の斗を造り以て国中に行ふ。〔蔡〕
[本文0877]王上、夏は円領の紗袍を用ふることに改定す。〔蔡〕
[本文0878]始めて円覚寺・崇元寺の社参を停む。〔蔡〕
[本文0879]始めて、正月・七月、王子より吟味に至るまで、天王寺に拝謁することを定む。〔蔡〕
[本文0880]始めて、竜福寺・安国寺・慈眼院・慎終菴に知行を給することを定む。〔蔡〕
[本文0881]立御茶屋に、歌絃・舂太鼓して興を供へることを裁去し、又点燈の徹夜を改めて二更の限と為す。〔蔡〕
[本文0882]奧武山の大城、水田を白水川に墾闢し、以て村用に応ず。〔蔡〕
[本文0883]殿庭は北を以て貴と為し、下庫理は南を以て貴と為すことに改定す。〔蔡〕
[本文0884]官位並びに僧位を改定す。〔蔡〕
[本文0885]始めて、御法事の時、御食籠及び神酒を輪献することを停む。〔鄭〕
[本文0886]始めて御船手座筆者二員を加ふ。〔鄭〕
[本文0887]始めて螺赤頭奉行を裁つ。〔鄭〕
[本文0888]始めて鎖之大屋子を裁つ。〔鄭〕
[本文0889]始めて大台所相附庖丁に俸米を給す。〔郵〕
[本文0890]始めて若秀才の年俸を裁つ。〔鄭〕
[本文0891]始めて大台所庫理当並びに銭御蔵兄部の衣服・飯米を裁つ。〔鄭〕
[本文0892]聖誕の日、国相及び王子並びに法司の随士、位を陞すことに改定す。〔鄭〕
[本文0893]国王及び王妃の、三廟に拝謁するの日期を改定す。〔鄭〕
[本文0894]采地知行を授かる者と其の嫡長、職に任ぜらるるの時、年俸を賜ふことに改定す。〔鄭〕
[本文0895]始めて毎年正・五・九月、知事僧の大台所竃神を祭るを裁つ。〔鄭〕
[本文0896]奥邑の宮城・神里、鉄樹を奥邑に加栽し深く褒奨を蒙る。〔鄭〕
[本文0897]始めて鳳鱗の画を下庫理左右の床上に掛く。〔鄭〕
[本文0898]山奉行所、仮屋事務を兼理し、筆者一員を加設す。〔鄭〕
[本文0899]始めて毎月例献の、御湯粉並びに佳節の賀~を裁つ。〔鄭〕
[本文0900]国殿を唐玻豊と改字す。〔鄭〕
[本文0901]始めて国殿梁上に不動の金像を貼ることを裁つ。〔鄭〕
[本文0902]始めて中秋の拝月を裁つ。〔鄭〕
[本文0903]始めて嘉真栄宅を売り並びに佐加波伊阿母等を裁去す。〔鄭〕
[本文0904]始めて七月盆の御捧・八朔の御捧を聞得大君宮に献上することを裁つ。〔鄭〕
[本文0905]始めて絵師二人を減ず。〔鄭〕
[本文0906]始めて知念城・仲城城内の殿を裁つ。〔鄭〕
[本文0907]始めて酒庫理等の役を減ず。〔鄭〕
[本文0908]始めて先王及び妃の神主に奉献する饗饌の椀数を定む。〔鄭〕
[本文0909]始めて先王及び妃の忌日の献饌を定む。〔鄭〕
[本文0910]始めて平等所大屋子一員を加ふ。〔鄭〕
[本文0911]始めて三十三拝・九拝の礼を裁つ。〔鄭〕
[本文0912]始めて宮古・八重山役人の家譜を纂修し及び賜ひて覆姓を用ふることを許す。〔鄭〕
[★★--足跡をのこしていただけるならここをクリックしてコメントをどうぞ--★★]
