[附巻0058]【十五年、国中、京銭と鳩目銭とを通用す。】鳩目銭は、甚だ以て軽小にして、壊れ易く、失ひ易し。屡々鋳冶を致して、国用猶不足するが苦し。是れに由りて、恭しく咨文を具し、薩州に禀明して、其の京銭と鳩目銭とを将て、並に国中に用ふ。