[附巻0067]【三年、改めて倭礼を南殿に行ふ。】前代の世、上巳・端午・八朔・重陽・歳暮(臘月念七日を歳暮節と称す)等の佳節に逢ふ毎に、聖主、国殿に出御して群臣に朝見す。是の年、南殿に出御して、改めて倭礼(古より重陽の日に円覚寺の住僧、必ず菊花を内院に献ず)を行ふことに制定す。