[附巻0109]【二十一年、始めて御用物座を設く。】中華と薩州との貨物等の項は、素、蔵して金御蔵に在り。近世に至りて、堆聚已に多く以て取弁し難し。是を以て、改めて其の貨物を奉神門西辺の殿に移し、始めて御用物座と称す。因りて、奉行一員・筆者二員・仮筆者二員・下代一人を設けて、以て公務を弁理すること、此れよりして始まる。