[附巻0232]【本年、翁氏安谷屋親雲上盛記、伊地知小十郎殿に跟随して、前みて宮古・八重両島に赴き、諸務を弁理す。】此の年、伊地知小十郎、土地の広狭を酌察し、百姓の逸労を考査する事の為に、前みて宮古・八重両島に赴く。故に諸務を料理し、併びに全島の情状を察する事の為に、盛記を遣発し該殿に跟随して、前みて両島に赴かしむ。五月に至り帰国す。