[本文0075]【即位元年(明の永楽二十年壬寅)次男尚忠山北を監守す。】山北城、首里を離るること遠し(城は今帰仁に在り)。地、険阻に係り、人も亦驍健なり。其の山北また険阻を恃みて変を生ずるを恐る。故に尚忠をして監守して以て変乱を拒がしむ。