[本文0206]【二十五年、金貴赤に国殿当官を授く。】今、諸家譜を按ずるに、金貴赤(識名親雲上安息)、曾て此の職を授けらる。此の人を除きて、外に此の職に任ぜらるる者無し。疑ふらくは、此の職是よりして始まるならんか。