[本文0212]【[尚元王神号日始按司添]即位元年(明の嘉靖三十五年丙辰)、毛見彩に御双紙庫理を授く。】昔より此の職を設置して、納殿奉行と称す。未だ何れの世にして始まるかを詳かにせず。是の年、王、毛見彩(保栄茂親雲上盛実)に令して御双紙庫理職に任す。康煕庚申、兼ねて当官勢頭事務を管す。辛酉の春、朝廷の典礼を総理す。