[本文0232]【七年、冊封使蕭宗業・謝杰等、詔を齎して国に至る。】万暦乙亥、神宗、蕭宗業・謝杰に命じて、正副使と為す。是の年に至り、正使戸科左給事中蕭崇業・副使行人司行人謝杰、詔を齎して国に抵る。故王尚元を諭祭し、世子尚永を封じて、中山王と為す。仍りて、王及び妃に、皮弁冠服等の物を賜ふ。既にして例に照し、全く竣り国に帰る。