[本文0250]【二十三年、王、薩州より本国に回駕す。】王、薩州に留ること、已に二年を経たり。王言ふ、吾、中朝に事ふ、義として当に終り有るべしと。太守公深く其の忠義を嘉し、卒に放回せらる。然る後に国復晏然たり。