[本文0263]【那覇の金庫を毀つ。】万暦年間、親見世地内に一公蔵有り。之れを名づけて金庫と曰ふ。但、大屋子・筆者有りて、鍛冶奉行に属し、其の事を弁理するのみ。近世に至り、其の公庫を毀つ。