[本文0320]【御物奉行、宮古山・八重山の事を兼理す。】隆慶丁卯、尚元王、毛元龍(座間味親雲上盛埋)に命じ、八重山間切大掟を授く。万暦甲戌の年、亦毛元龍、宮古間切大掟職に任す。後年に至り、改めて宮古主部と称す。而して後、那覇里主・御物城、輪流更番して其の事を兼理す。是の年、王、其の主部を裁して、御物奉行、宮古・八重山の事を兼理す。