[本文0354]【始めて、士臣の陞官し授職するの時、酒を国相並びに法司官に奉ずるを止む。】本国士臣、或いは爵位を頂戴し、或いは采地を拝授し、或いは職に任じ、或いは知行のとき、必ず拝謝の日を以て、酒を国相並びに法司官に奉じて、以て拝礼を行ふ。是の年に至り、始めて其の酒を奉上するを止め、但其の府上に拝謁するのみ。