[本文0357]【始めて、国相任職のとき衆人の四拝の礼を致すを止む。】王の子弟、国相の職に任じ、以て拝謝を為すの日、且士巨、官位を頂戴し、以て拝謝する日、並びに拝年の時、衆人、国相府に到りて四拝の礼を致す。向象賢(羽地按司朝秀)、国相の職に在るの時、題請す、王子及び按司等、国相の職に任ずと難も、然も同じく臣なり。宜しく四拝の礼を辞して、一叩頭の礼を受くべしと。遂に其の請を准し、永く著して例と為す。