[本文0383]【里之子の品級を改定す。】往昔の時より御書院及び下庫理に、里之子職有り。然り而して、爵は筑登之の下に列す。後世に至り、大臣の子弟に多く此の職を授け、且此の銜を加へて若里之子と称す。又地頭職に任ずる者は、此の官及び銜を加へて即ち里主と称す。是の年始めて若里之子は改めて筑登之の上に列することに定む。