[本文0434]【始めて親見世の若文子、欹髻を結ふのとき登城して拝謝することに定む。】素、親見世の若文子は、欹髻を結ふの時、親見世に到りて拝謝の礼を行ふ。今番、議して唐栄若秀才に准じ、登城して拝謝の礼を行ふことに改め、永く著して例と為す。