[本文0440]【始めて歳暮及び正月に諸僧入覲するの時、庭楽を奏することに定む。】往昔の世より、臘月の末・正月の初、諸僧入りて以て朝に見ゆ。此の時、奏楽有ること無し。是の年に至り、特に螺赤頭奉行・武具当に命じ、転じて笙家来をして御庭楽を奏せしむ。