[本文0441]【正月初七日、隠居の大臣自ら入りて朝賀することに改定す。】往昔の時より、正月初七日、老を告げて致仕する(俗に隠居と称す)の按司・親方・座敷等、王命を奉承し、御前に入りて以て見朝を致す。是の年に至り、毎年人日、隠居の士民をして王命を候たず、自ら御前に入りて、恭しく聖主の洪禧を賀せしむることに改定し、永く著して例と為す。