[本文0450]【始めて糖三柱車を設け作り、国中に叙べ教ふ。】首里の真養心(真喜屋筑登之親雲上実清)、糖車を作るを看るに、只二柱を用ふるのみ。即ち真養心、心を竭し功を窮め、三柱糖車を作り、周く郡邑に教ふ。今世に至り、国中皆焉れを使用す。三柱糖車、此れよりして始まる。