[本文0487]【始めて宮古・八重山の人数改札に在番・酋長の印花を用ふることに定む。】往昔の世、宮古山・八重山に在番三員を設置して、国政を宣敷し公務を弁理せしむ。人数の札を改むるに当りては在番両員の印花を用ふ。今年在番両員を裁少し、改めて筆者両員を置く。是れに由りて札を改むるの時に遇ふ毎に、在番と酋長との印を其の改札に用ふ。酋長の、印を用ふること是れよりして始まる。