[本文0512]【客星、丑寅の会を侵す。】秋七月廿八日、客星丑寅の会を侵す。是れに由りて国書院官、王に転達し、遂に唐栄臣僚に問ふに、曰く、前夜碧天を仰観するに、客星酉方を侵す有りと。此れ是の二説相斉しからず。