[本文0526]【始めて国殿に五彩彫甍を置く。】国殿は改蓋するに瓦を以てするも、未だ彫甍を設けて以て外飾と為さず。宿藍田(平田親雲上典通)、憲令を奉じ、遍く四境を巡りて五彩焼瓷の薬材を取り求め、竜頭彫甍等を製成し、始めて国殿に置きて以て壮観に備ふ。