[本文0598]【始めて、国書院親方・諸殿の与力、城に進みて拝謝の礼を行ふことに定む。】昔の世より、国書院親方職並びに世子・世孫及び王子弟・法司官等の与力は、現に其の職を授くると雖も、而も拝謝の礼有ること無し。今年、始めて其の職に実擢せらるれば、則ち日を撰びて城に進み朝見して拝謝の礼を行ふことに定む。