[本文0600]【二十八年、荒神堂を重修す。】古よりして来、渡地邑の西に荒神堂を建立し、那覇の人民及び海を航するの水梢、必ず此の宮に到りて壇を設け福を祈る。近世に至り、宮殿頗る壊る。是の年、邑人及び運粮船人等、銭銀を募縁し、宮並びに拝殿を重修す。