[本文0620]【鄭弘良、土地君を大嶺邑に奉安す。】紫金大夫鄭弘良(大嶺親方基橋)、命を奉じてメに入り京に赴く。時に土地君像を請ひて帯び来り、之れを大嶺邑に給す。即ち村中の人、喜びて資財を出し、石堂を創造して之れを其の中に奉安す。