[本文0657]【[尚益王]即位元年(清の康煕四十九年庚寅)始めて御用意蔵を建てて米銭を儲蓄す。】往昔の時より、此の蔵を設くる無し。今番、御用意倉を創建して銭穀を収貯し、以て不時の需用に備ふ。且、官吏数員を置きて、以て其の交納の事を掌らしむ。