[本文0665]【三年、蓄懿徳、メに入りて、鋳銭の法を学ぶ。】那覇の蓄懿徳(諸田筑登之親雲上則正)、大五主と為りてメに到る。時に命を奉じ、鋳銭の法を伝授して帰国す。丙申の年に至り、鋳銭主取と為り、鳩目銭十一万貫を鋳出す。