[本文0725]【向受祐に命じ、始めて本国の故事を以て戲を作らしむ。】首里の向受祐(玉城親雲上朝薫)は、博く技芸に通ず。命じて戯師と為し、始めて本国の故事を以て戲を作り、人に教ヘ、次年演戯して、冊封天使の宴席に供せしむ。其の戯、此れよりして始まる。