[本文0730]【七年、始めて元旦の祝位を殿庭の正北に定む。】往古の時より、毎年元旦には、祝位を其の年の歳徳臨む所の方位に設けて、以て天神地祗を拝す。冬至も亦祝位を殿庭の正北に設けて、以て皇上の洪禧を祝す。是の年に至り、元旦は冬至の例に照して、改めて其の位を殿庭の正北に定め、以て北闕に向ひて皇禧を祝するの義を致す。