[本文0758]【十年、始めて正月初二日・七月十四日、諸臣をして円覚廟に拝謁せしむることを定む。】往昔の時より、正月初二日・七月十四日、王の親戚等、只、円覚廟に入り、先王に拝謁して、而して衆臣は、未だ嘗て与かること有らず(素より毎員、酒瓶一対を献ずる有り。康煕辛亥、其の酒を裁去す。采地・知行を拝授する者をして、改めて公同に御甕酒一メを献ぜしむ)。是の年、王、始めて王子より庶人に至るまで、皆衣冠を著し、円覚廟に詣でて、恭しく拝礼を行はしめ、永く著して例と為す。(今、御香を献じ、御甕酒一メを献ずる無し。)