[本文0848]【改めて護国寺に仏名会を為す。】往昔の世、十二月、吉辰を撰び、真言僧、皆西殿に会し、二夜三昼壇を設け、経を念じ国家の洪福を祈祝す。而して其の中日に当り、王、西殿に幸す。近世に至り、若し番日・番半の日に逢へば、王、下庫理に幸して、衆僧をして見朝せしむ。康煕辛亥、尚貞王の時、改定し、十二月初八日、始めて此の会を為し、初十日に至りて止む。是の年に至り、改めて護国寺に於て、仏名会を為すことに定む。