[本文0857]【[尚敬王]十七年、国殿の宝座を、改めて正中に設く。】国殿の規模は、原、王座を偏隅に設けて、君臣の分、正を得ざるに似たり。是れに由りて、按司向良顕(伊江按司朝良)・向其聖(目取真親方朝儀)等をして、国殿を重修するの便に、改めて正中に設く。而して上下の分、燦然として以て明かなり。