[本文0904]【始めて七月盆の御捧・八朔の御捧を聞得大君宮に献上することを裁つ。】毎年七月中旬は、豊見城郡・兼城郡、聞得大君御殿に献上し、八月朔日は、与那城・勝連・喜屋武等、聞得大君御殿に献上し、之れを叫んで御捧と曰ふ。是の年、始めて其の御捧を裁つ(今未だ何物を献ずるかを知らず)。