[本文0925]【始めて未だ家統を継がさる按司に、三大朝に入見し、并びに王廟に拝謁することを命ず。】疇昔の時より、按司の嫡長子孫、已に加冠を為して、未だ家統を襲がざるの間は、正月初七日に一次見朝す。是の年に至り、始めて其の按司等をして、冬至・元旦・正月十五日に見朝し、及び正月初二日・七月十四日に円覚廟・天王廟の先王及び妃の神主に拝謁せしむ。且、黄冠の儀者一員を附給し、永く著して例と為す。