[本文0928]【改めて士臣をして三闕門を把守せしむ。】王城に三門有り、西を歓会門と曰ひ、北は久慶門と曰ひ、東を継世門と曰ふ。素、家来赤頭有りて、其の門を看守す。是の年に至り、其の闕門毎に、改めて首里・那覇の士臣、黄冠三員・筑登之三員をして、毎名年俸弐石を賜ひて、各闕門を把守せしむ。永く著して例と為す。