[本文1012]【年浴・柴指・鬼餅等の日を改定す。】往古の時より、六月吉を択び、糯飯を蒸し、以て年浴と為す。八月吉を択び、糯米を蒸し赤小豆を交へて飯と為し、之れを名づけて柴指と曰ふ。十二月、庚子・庚午に逢へば、糯米の粉葉に包裏してイと為し、之れを名づけて鬼餅と曰ふ。是の年に至り、改めて年浴は六月二十五日、柴指は八月初十日、鬼餅は十二月初八日と定む。