[本文1054]【国書院の看夜の官員を加増し、南殿を看守するを裁免す。】往昔の時より、南風御殿は、看夜の官職在らず。只、座敷一員、親雲上・里之子の間より一員、輪流更番して南殿を看守す。雍正癸丑、始めて御番頭六員を置き、城内の看殿を総理せしむ。是れに由りて、其の座敷を裁ち、而して親雲上・里之子各一員を御番頭に託付し、旧に仍りて南殿を看守せしむ。今年国書院の看夜の官員を加増し、又、親雲上・里之子を免ず。而して国書院の看夜の官員は、南風御殿を兼守す。