[本文1062]【粟国・渡名喜両島の在番に俸米二斛を加賜す。】往昔の時より、粟国・渡名喜は、在番二員を設置す。而して異国異人、其の島に飄到するとき、応対明弁し、諸の事宜を為し、俸米伍斛を賜ふ。今年より、其の島の公務を兼修すること、国中の検者と其の職を異にせず。是を以て雑石二斛(共計毎員七斛)を加賜す。