[本文1180]【五年、始めて黄緞竜の涼傘を造る。】原是れ、勅書を奉迎するに、只黄緞無竜の涼傘を用ふ。勅書を軽んずるに似たり。此れに由り、新に黄鍛繍竜の涼傘を造り、只勅書を奉迎するの時に限り之れを用ひ、其の外は敢へて此れを用ひず。永く著して例と成す。