[本文1183]【天朝改めて御印を賜ふ】。御印は、前には清字・篆字を以て互用す。今篆字を単鋳して之れを賜ふ。其の旧印は、仍りて冊使に交して捧回せしむ(先に乾隆十九年に于て布司の咨に称す、従前賜ふ所の王印は、満漢字を以て交鋳す。此の次、旨を奉じ、漢字を単鋳して、冊使、国に到るの日を侯ちて之れを賜ひ、其の旧印は、其の図十張を画かしめて、之れを本司に送るべしと。王、其の言に依り、甲戌の年に於て之れを送る)。