[本文1220]【九月初十日、復、御医相附の頂欠期無くして其の寄役を廃すことを定む。】御医相附は近ごろ週年替換を定む。然れども屡々不便有り。請ふ、古制の如く頂欠期無くして、其の毎夜御書院と聞得大君御殿とに入直するは、則ち御医と同じく輪班して勤め、聞得大君御殿に至りては、其れをして昼夜守直せしめ、而して其の寄役は宜しく応に廃除すべし等の因具題す。命を奉じて議に依る。