[本文1222]【題して、鑾輿夫(即ち御橋夫なり)三人を減ず。】旧制は、鑾輿夫三十人分けて三班と為し、毎班十人、内一人を選びて頭目と為し、六人は之れが供役を為す。其の三人は勢頭方当差と為す。今応に其の当差の輿夫の内三人を減じて、共計鑾輿夫二十七人を定数と為すべし等の因具題す。命を奉じて議に依る。