[本文1551]【本年七月二十八日、雷、喜屋武郡に震ふ。】此の日、喜屋武郡喜屋武村の耕作当山戸東江、小舟にて出漁す。酉刻帰浜するの間、細雨降下し、忽然として雷震ひ、其れに打たれて死す。其の耳口血湧く。但其の身体は並びに一疵無し。