[本文1791]【本年五月、始めて宝口に在りて屋を建て製紙の区と為すを准す。】此の年、始めて宝口に在りて宅地を租借し、茅屋を造作して以て百田紙を製するの区と為す。道光二十三年癸卯七月に至り、瓦家に改造す。長さ五間・横三間なり。而して附廂一所、長さ三間・横三尺なり。随ひて胥役を設け、入直して製紙め事を掌らしむ。