[本文2007]【本年六月二十四日、霊嶽・神宮等の処に於て、始めてイ雨の報祭を行ふ。】向例は、霊嶽・神宮等の処に於て雨をイるも、報祭を行ふこと無し。今般主上、旨を降し、諸官をして中華の典礼に依照して尽く報祭を行ふを議定せしむ。乃ち六月二十四日に、親しく雨乞嶽併びに弁嶽に詣り、始めて報祭を行ふ。其の余の霊嶽・神宮等の処は、或いは官を遣はし、或いは禅家・聖家をして報祭せしむ。