[本文2133]【十六年癸亥、大中村の吉克継善平里之子親雲上益根の祖母の長命を褒嘉して爵位・物件を賞賜す。】善平の祖母は、年已に九十七歳なるも、身体尚健、洵に稀世の長命なり。是れに由りて朝廷、其の寿を褒嘉し、座敷の妻と一様の称呼を許し、併びに綿子一把・島紬二端を給して、以て褒典を示す。